東映アニメーション研究所

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絵が上手になるコツ(6)
<紙は横長に描く>
アニメーションに限らず映像作品の枠(フレーム)は、ほとんどが横長です。
ですからアニメーションの絵を勉強し、描こうとしていらっしゃる方は、紙を横長に使って絵を描きましょう。

原図用紙(HDフレーム)
   

これは、TVアニメーションで使われる、TVフレームが描かれたレイアウト用紙といわれるものです。
当研究所で使われているものは、東映アニメーションの作品製作で使われているものと同じ用紙を使用しています。紙のサイズは、A4のコピー用紙と同じ大きさです。
どうしても最初のうちは、横長全体に絵を描き埋めることに慣れなくて、中央にチマチマと描いてしまいがちですが、先生方の指導により慣れてくると、用紙全体を使って描かざるを得なくなってきます。それは映像、特に映画の特質である「場」を表現する為には、横長のフレームに絵・画面を創造することが自然なことだと分かってくるからです。

ではまず、中央に一人の人物の全身を描いてみましょう。
人物の細部を描き込む必要はありません。

   

次に、右隣にしゃがんだ別の人物を描きましょう。
これも細部を描き込む必要はありません。

   

今度は、左隣に三人目の人物を違ったポーズで描きましょう。
そうやって左右に次々と、大勢描いていきます。
いろいろなポーズに挑戦してみましょう。
似たようなポーズだとしても気にしないで、どしどし描きましょう。

   
   

背景も描いてみましょう。
ここでは木々と、遠くの山々を描いてみました。

   

横長に描く感覚を覚えてください。
ここで、描きたい方は細部まで描き込んでみてください。

   

人に見せるものではないので、自由に沢山の人物を描きましょう。
1枚の紙の中に沢山描けるようになったら、少しは描くことに自信が持てるようになります。
何枚も描きましょう。


さて、ここで宿題です。
以前お話しました、映画の場面(シーン)を横長の用紙を映画のスクリーンに見立てて、描いてみましょう。
自分の好きな映画・アニメのお気に入りのシーンを取り出して、描いてみましょう。
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